マーケティングのイメージ
Q

BtoBのWebマーケティング戦略はどう決めるか?

A

ターゲットと営業体制から獲得チャネルを選定してKPIを設計する。

BtoBのWebマーケティングでは、リード獲得から商談化、成約までの一貫した仕組み作りが重要です。従って、ターゲットだけでなく、営業・インサイドセールス体制も考慮して獲得チャネルを選定して、KPIを設計します。

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まずは、ターゲットを明確にする

企業の業種、規模、担当部門、役職などを基にメインのターゲットを定義します。Webマーケティングを効果的に活用するためには、一定規模以上の母集団が必要です。そのため、ターゲットを広めに設定できない場合はWeb以外の獲得チャネルも検討する必要があります。
ターゲット
獲得しやすいチャネル
中小企業
Webマーケティング
大企業
Web媒体・リファラル営業・リストマーケティング
自治体
アウトバウンドコール
幅広い業種
Webマーケティング
特定の狭い業種
営業・アウトバウンドコール・Web媒体・展示会・セミナー
代表・決済者
META広告・Web媒体
特定部門
Web媒体・展示会・セミナー
ポートフォリオ

BtoBのWebマーケティングは、BtoB専門のWebマーケターにお任せください

BtoBのWebマーケティングは、戦略設計から実行まで、BtoCとは大きく異なります。BtoBに特化したWebマーケターとして、Webマーケティングを一貫して支援しております。お気軽にご相談ください。

戦略設計の前に営業体制を確認する

営業・インサイドセールスの体制や対応内容によって活用できるチャネルやリードの獲得方法が大きく変わります。

リード発生後に架電対応できるか?

Webマーケティングで獲得したリードに架電対応ができない場合、商談や成約につながりにくく、有料で獲得したリードでは費用対効果が合わないリスクがあります。そのため、架電対応ができない場合はオーガニックなど無料で獲得できるチャネルを優先し、架電対応が可能な体制を整えてから有料施策を実施します。

チャネル
できる場合
できない場合
コンバージョンポイント
資料請求・無料トライアル
お問い合わせ・オンライン相談
オーガニック(SEO)
活用可能
活用可能
Web広告
活用できる可能性あり
費用対効果が合わないリスクあり
成果報酬型のWeb媒体
活用できる可能性あり
費用対効果が合わないリスクあり

リード発生後に即架電(10分以内)できるか?

一括見積・一括資料請求サイトでは、即時架電しなければほとんど商談化できません。リード発生直後に他社からも一斉に架電されるため、架電が遅れるとほとんど話を聞いてもらえないためです。一括見積・一括資料請求サイトは、即時架電が可能な体制を整えてから挑戦します。

チャネル
できる場合
できない場合
一括見積サイト
活用できる可能性あり
費用対効果が合わないリスクあり

架電体制は安定しているか?

営業やインサイドセールスの稼働が不安定で、架電やメール対応が安定していない場合、契約期間の長い媒体を利用すると、対応できない期間が発生するリスクがあるため注意が必要です。

チャネル
安定している場合
安定していない場合
契約期間の長い媒体
活用できる可能性あり
費用対効果が合わない期間が発生するリスクあり

ターゲットと営業体制を基にBtoBマーケティング戦略を構築する

獲得チャネルの選定

ターゲットが定まり、営業・インサイドセールス体制を確認の上、目的と効果に合わせて主要チャネルを選定します。Webマーケティングを活用するには、ターゲットを広く設定し、営業体制も一定整備しておく必要があります。そうでない場合は、Web以外の集客方法も併せて検討します。

Webマーケティングのチャネル例

チャネル
目的・効果
オーガニック(SEO・CRO)
長期的な流入増・認知拡大・リード獲得
検索広告
高精度ターゲティング・即時リード獲得
META広告
高精度ターゲティング・認知拡大・即時リード獲得
WEB媒体
高精度ターゲティング・即時リード獲得
アフィリエイト
リード拡大
メルマガ
ナーチャリング・商談化率向上

Web以外のチャネル例

チャネル
目的・効果
アウトバウンドコール
高品質リード獲得・商談獲得
展示会・セミナー
高精度ターゲティング・認知拡大・リード獲得

KPI設計

各チャネル別にKPI(重要業績評価指標)を設計します。商談数と商談獲得単価は全チャネル共通の指標として定義し、各チャネルの評価に活用します。成約数や成約獲得単価は、リードタイムが長い場合もあるため、半期や年次ごとに確認し、次期計画に反映させます。また、KPIで定義した指標は、継続的に計測できるように設定しておくことが重要です。
指標
目的・効果
成約数・成約獲得単価
半期または年次に確認して次期計画に反映
商談数・商談獲得単価
マーケティングの主要指標として設定
リード数・リード獲得単価
各チャネルの中間指標として設定

実行と改善

戦略設計とKPIが設定されたら、具体的なマーケティング施策を実行します。週次や月次で各チャネル別の指標をチェックし、必要に応じて対策を講じたり、目標値を修正して全体でのKGI(重要目標達成指標)の達成を目指します。

BtoBのWebマーケティングでお悩みの方へ

BtoBでは、ターゲット、商材、社内体制、システム環境によって、Webマーケティングの施策や指標が大きく異なります。一般的な方法論が必ずしも機能するとは限らないため、事業に適した対策を講じることが重要です。BtoBのWebマーケティングでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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